学内模試
教員採用試験の“今”
“教員採用試験は狭き門”というイメージは過去のもの。経済状況の影響を受け一般就職が難しくなる一方、教員採用試験は“売り手市場”と呼ばれるように大量採用が続き、低倍率状態が継続しています。これは50歳代の教員が大量に退職していくことにより、新規採用が伸びているからです。
具体的に次のグラフを見てください。文部科学省が公表した「令和3 年度(令和2年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況について」では、2021年度行われた教員採用試験における受験者の総数は134,267名であり、前年と比較して3,775 名減少しました。また、全体の採用倍率についても前年度の4.0 倍から3.8 倍に減少しました。
19年ほど前から採用者数が増加し、倍率が低下してきていることがわかります。ただし、人口の少ない自治体や高等学校では採用が少ないため、高い倍率であることには注意しておいてください。今後の採用状況については、2023年度からの教員の段階的定年の引き上げに伴い、採用人数や採用倍率がどのように変化していくかは不透明な状況にあります。そのため、筆記試験対策を着実に行い、定期的な学習到達度の確認や弱点の把握と克服をしていくことが重要であると言えるでしょう。
大学単位の公開模試実施のメリット
メリット
01
受験指導に必要な豊富なデータをご提供
学生様向けの精度の高い詳細な個人成績表に加え、学生様の成績分析表をファイルに綴じた大学様向けの分析結果資料をお送りします。全国的なレベルはもちろん、志望自治体単位のレベルを把握しながら、受験指導にお役立ていただくことができます。
※全国公開模試の大学用の成績台帳は①成績一覧(学籍番号順[全国版のみ])、②個人成績表の内容で、自治体別対策公開模試の大学用の成績台帳は①成績一覧(学籍番号順[校内版/全国版]・成績順[校内版/全国版])、②科目別・選択肢別回答率、③科目別成績表、④個人成績表の内容でお届けいたします。
メリット
02
特別受験料
大学単位での公開模試実施の場合、定価の20%引の受験料で実施可能です。
学生様の負担軽減にもつながります。詳細は「実施要項」をご覧ください。
全国公開模試の概要
私ども協同出版は、教員採用試験のエキスパートとして、長年教員採用試験に携わって参りました。教員採用試験に関する豊富なデータやノウハウの蓄積は自負いたしているところでございます。こうした実績の下、通信講座、公開講座、月刊「教職課程」、各種問題集など、さまざまな教員採用試験対策の商品をご提供しております。なかでも公開模試は、毎年、多くの大学様で実施いただいております。
3つの特色
【1】次の夏に出題が予想される良問で出題
協同出版の全国公開模試は、1975年から始まった伝統ある模試です。全国の教員採⽤試験対策の過去問題集も発⾏しているので、豊富な情報やデータをもとに、次の夏に狙われそうな問題を精選して出題します。
「専⾨教養(小学校を除く)」は、マークシート方式に加え、記述式の問題をご⽤意しています。限られたスペースでの記述練習をすることができます。また、「論作⽂」は、ベテラン講師が受験者の⽂章を丁寧に添削・評価いたします。その答案は成績分析表とともに返却いたしますので、今後の論作⽂対策に向けてご活⽤いただけます。
協同出版の全国公開模試は業界最多の年5回です。定期的に実力を測定いただき、学生の皆様の苦手分野の克服をサポートいたします。
【2】精度の⾼い詳細な「個⼈成績表」をお届け
答案をご提出いただいた⽅には、第1〜3志望までの合格可能性の判定(*1)、偏差値、順位、平均点、正解率、あなたの弱点などをお⽰しします。
論作文を受験された方は、元試験官や元校長が丁寧に添削指導をしますので、赤ペン入りの原稿を返却いたします。
*1…各⾃治体で実施されている科⽬をすべて受験した場合にのみ、合格判定が出ます(論作⽂は合格判定の基準に含まれません。)。⾃治体別の合格判定が出る受験組み合わせにつきましては、こちらでご確認ください。なお、1科⽬の受験でも、偏差値や順位などはお⽰しできます。
【3】「弱点補強教材」と「解答解説」で復習をしっかりサポート
全国模試を通じて、今の課題が⾒つかることと思います。協同出版の全国模試は、分析結果として弱点マークが付いた分野には「弱点補強教材」を付けて個⼈成績表を返却しますので、復習もしっかりサポートします。
また、各科⽬には「解答解説」をお付けしますので、成績が届く前に⾃⼰採点や復習もできるようになっています。
実施要項
大学単位の公開模試実施期間(2026年度(2025年実施)対策)
大学単位での各回公開模試の実施期間は、下記の通りでございます。下記期間外で実施を希望の場合は、当社の担当者にご相談ください。
第1回 | 2024年11月3日~11月17日 |
第2回 | 2025年1月12日~1月26日 |
第3回 | 2025年2月9日~2月23日 |
第4回 | 2025年3月9日~3月23日 |
第5回 | 2025年4月6日~4月20日 |
※第5回公開模試の実施時期が遅い場合、早期の採用試験実施日より前に、成績表をお届けできない場合がございます。
試験科目と実施時間
①一般教養(マークシート方式):40分
②教職教養(マークシート方式):40分
③専門教養(小学校・・・マークシート方式/小学校以外・・・マークシート方式+記述式):70分 (※小学校5教科のみ50分)
[専門教科一覧]*全22教科より選択(教科名の左に記載の数字は、専門教科コードになります。)
01 小学校全科 | 23 小学校5教科 | 02 中学国語 |
03 高校国語 | 04 中学数学 | 05 高校数学 |
06 中学社会 | 07 高校日本史 | 08 高校世界史 |
10 高校公民 | 11 高校地理 | 12 中学理科 |
13 高校物理 | 14 高校化学 | 15 高校生物 |
16 中学英語 | 17 高校英語 | 18 中高家庭 |
19 中高音楽 | 20 中高保健体育 | 21 養護教諭 |
24 特別支援教育 |
④論作文:約60分(志望自治体の実施時間に合わせて実施)
※一般教養のみ、教職教養のみ、専門教養のみの受験も承りますが、この場合、志望自治体別合格判定などの一部の分析結果が表示されませんので、あらかじめご了承ください。⾃治体別の合格判定が出る受験組み合わせにつきましては、こちらでご確認ください。なお、1科⽬の受験でも、偏差値や順位などはお⽰しできます。
※試験時間は厳守してください。公正な分析結果が得られなくなります。
受験料 ※表示価格は税抜です。
一般教養のみ | (通常1,500円)→ 大学実施 1,200円 |
教職教養のみ | (通常1,500円)→ 大学実施 1,200円 |
★一般教養+教職教養セット | (通常2,300円)→ 大学実施 1,900円 ◎セットでお申込いただくと割安になります |
専門教養 | (通常2,300円)→ 大学実施 1,900円 |
論作文 | (通常2,300円)→ 大学実施 1,900円 |
自治体別対策公開模試の概要
教員採用試験は自治体ごとに試験内容や傾向が異なるため、自治体別対策のニーズが高まり、協同出版では2014年から自治体別対策公開模試の提供を開始いたしました。現時点で11種類(北海道/東京/千葉/埼玉/神奈川/愛知/大阪/兵庫/広島/福岡/沖縄)の模試をご用意しており、各大学様よりご注文を頂戴しております。
4つの特色
【1】次の夏に出題が予想される良問を出題(★的中問題もよく出ます。)
50自治体別・教科別の過去問・参考書シリーズの出版により蓄積されたデータや、全国模試のノウハウを駆使して、次の夏に狙われそうな分野から出題します。
各自治体の出題傾向や形式に合わせて実施することはもちろん、的中問題もよく出ますので、本試験対策にお役立ていただけます。
【2】他社にはない複数の専門教科や論作文をご用意
他社では、教職・一般教養だけの実施であったり、専門教養は小学校に限定されていたりしますが、協同出版の自治体別対策公開模試は数学や国語など、複数の専門教科をご用意しております(一部模試を除く)。東京と神奈川模試では論作文試験のご用意もございます。
【3】精度の⾼い詳細な「個⼈成績表」をお届け
答案をご提出いただいた⽅には、第1志望の合格可能性の判定(*1)、偏差値、順位、平均点、正解率、弱点などをお⽰しします。
論作文を受験された方は、元試験官や元校長が丁寧に添削指導をしますので、赤ペン入りの原稿を返却いたします。
*1…1科目の受験でも合格判定が出ます(論作⽂は合格判定の基準に含まれませんので、論作文だけの受験の場合には合格判定は出ません。)。
【4】「自治体別教職・一般教養の出題傾向分析冊子」と「解答解説」で復習をしっかりサポート
受験者には成績表とともに「自治体別教職・一般教養の出題傾向分析冊子」をお届けします。
自治体別対策公開模試を通じて見つかった今の課題の克服や受験自治体の傾向把握、今後の対策にも役立ちます。
実施要項
大学単位の自治体別対策公開模試の実施期間(2026年度(2025年実施)対策)
大学単位での実施期間は、下記の通りでございます。
北海道模試 | 2025年4月13日~5月11日 |
神奈川模試 | 2025年4月20日~5月11日 |
千葉模試 | 2025年4月20日~5月11日 |
東京模試 | 2025年4月20日~5月11日 |
埼玉模試 | 2025年4月20日~5月11日 |
愛知模試 | 2025年4月13日~5月11日 |
大阪模試 | 2025年4月13日~5月11日 |
兵庫模試 | 2025年4月13日~5月11日 |
広島模試 | 2025年4月13日~5月11日 |
福岡模試 | 2025年4月13日~5月11日 |
沖縄模試 | 2025年4月13日~5月11日 |
試験科目と実施時間
各自治体別対策公開模試の詳細は、以下リンク先でご確認をお願いいたします。
北海道模試 神奈川模試 千葉模試 東京模試 埼玉模試 愛知模試 大阪模試 兵庫模試 広島模試 福岡模試 沖縄模試
※教職・一般教養のみ、専門教養のみの受験も承ります。1科目の受験でも、志望自治体別合格判定が出ます。ただし、論作⽂は合格判定の基準に含まれませんので、論作文だけの受験の場合には合格判定は出ません。
※試験時間は厳守してください。公正な分析結果を得られなくなります。
受験料 ※表示価格は税抜です。
教職・一般教養(または教職教養) | (通常2,300円)→ 大学実施 1,900円 |
専門教養 | (通常2,300円)→ 大学実施 1,900円 |
論作文 | (通常2,300円)→ 大学実施 1,900円 |
大学単位実施の手順
手順
01
実施日・募集期間等の設定
学内実施期間内に実施日を設定の上、電話・Email・ホームページのお申込フォーム等でお問い合わせください。内容確認後、弊社担当からご連絡させて頂きます。
手順
02
「問題送付依頼書」の送付
募集〆切後、人数が確定し次第、「問題送付依頼書」にご記入の上、お早めに弊社担当までお送りください。問題冊子等準備の都合上、実施日の10日前までにはご連絡をお願いいたします。
手順
03
問題冊子等到着・ご実施
「問題送付依頼書」の内容に沿って、各科目教科の問題冊子、解答用紙(マークシート)、受験票、解答・解説冊子等をお送りいたします。内容に過不足が無いかご確認ください。
試験当日は試験時間を厳守し運営をお願いいたします。
試験実施後は受験票に記入漏れが無いかをご確認の上、「解答・解説」を学生様に配布してください。
手順
04
解答用紙・受験票・余部のご返送
回収した解答用紙と受験票の「協同教育研究会控」に名前等の記入漏れが無いかを確認し、「教材の使用明細書」をご記入の上、未使用の問題冊子等と合わせて協同出版までご返送ください。(未返送分はご請求の対象となります)
試験実施日から1週間以内でのご返送をお願いいたします。
手順
05
成績表のご返却
解答をご返送いただいてから約3週間ほどで試験結果をお届けいたします。大学様には大学様向けの分析資料を、学生様には個人分析結果および弱点補強教材をお送りいたします。(全ての分析資料を、大学様に一括納品も可能です)また、ご請求書は分析資料と同時にご担当者様宛にお送りいたします。